形意拳道・4冊/形意拳道振興会・大塚忠彦/我々の剛柔流空手道の術技的特色はなんだろうと他の流派・他の拳法と比較する研究へと発展した

商品説明
形意拳道・4冊/形意拳道振興会・大塚忠彦/我々の剛柔流空手道の術技的特色はなんだろうと他の流派・他の拳法と比較する研究へと発展した

1975年 大塚忠彦著 20P-25P程度 もともと何冊かは不明ですが、4冊 不揃い 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

「中国拳法」研究のゆえん 何故、我々日本の空手道を学ぶ者が、中国の拳法を研究したか 「我々は、日本剛柔流空手道連盟(会長市川素水)の剛柔拳舎という一門で、前記の通り、日本の剛柔流空手 道を修業する者達の集り、即ち、団体です。 日本の空手道は、中国拳法を源流とし、沖縄を母なる地として育ち発展して来ました。 そこで、我々は、「剛柔流空手道」の源流とその歴史を調べる事から研究をし出しました。 その為に沖縄に現存する各流派のみならず、中国拳法各流派の歴史やら特色を調べ、ほ、我々の源流は、中 国拳法の内、南派少林拳「五祖拳」であろうと云う所まで行きつきました。

この研究をしている内に「我々の剛柔流空手道の術技的特色はなんだろう」と、他の流派、他の拳法と比較 する研究へと発展したのでした。
確かに、自分の住んでいる山に居ては、その山の高さ、姿形がわかりません。そこで我々は「一度自分達の 山をおりて、他山に登ってみよう」と考えたのです。 そしてわずかではありますが、他の山に登って我々は初めて「自分達の山の姿」をみる事ができたのでした。 空手も色々な流派を研究し、後中国拳法を学びながら考えました。 その頃はまだ今から十数年前だったので「日中国交回復」がなされていませんでしたが、我々は、考えました。

一、おとなりの中国は八億の民をかかえて、引越す気持もないだろう。我々日本人一億も、せまいせまいと 云いながら、引越す当てもないなら、きっと今に否すぐに国交は回復され、我々空手道を学ぶ者と、中国の拳 法を学んでいる人々とは、この道において、「良きライバル」として、お互いに技を磨き合う秋が来るに違い ない。そして、「将来のライバル」を研究する意味においても我々は馬力をかけて勉強して来たのです。

そう云う訳ですから、まだ我々も「中国拳法」については、初学者です。 今ここに、中国拳法の内、我々が学んだ一つの「形意拳」を皆さんに伝えたいのは、
一、中国拳法を知る事によって、中国と日本の武術の歴史の流れを知る事ができる、 一、中国拳法を知る事により、「中国」を知り、日中友好のかけ橋となり、「良きライバル」の研究の糧となりうる。 等の目的をもって、この書を起こした訳であります。 まず、我々と共に学んでみましょう。

お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

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