◆商品詳細◆
長坂彰氏の父、與一氏の大日本山梨農産社株式券状 20枚
シミ、数枚の右上に小カジリなどあり。
大変古い物ですのでその他の傷みや汚れなどがある場合がございます。ご理解の上ご入札下さい。
※参考長坂家の彰氏は、武田家の重臣内藤修理亮昌豊の末商で、安政三（一八五六）年二月二五日東八代郡石和町内藤右一郎の二男として生まれた。 幼時石和由学館に入学。後甲府徽典館・東京同志社・司法省直轄法律学校に学び、静岡裁判所管下浜松区裁判所および甲府支庁に職を奉じ、明治九（一八七六）年北巨摩郡穴山村戸長長坂與一の養子となった。 長坂家は武田刑部大輔信成の男、栗原七郎武続の末商で、武続が長坂に転住した時から姓を長坂と改めた。その嫡出羽守七代長坂十左衛門尉英信は天正後に井伊家に属した。その子長坂喜兵英保は大阪の役に従って功有り、寛永中江州神崎郡本庄村において采地を賜った。 後故有って穴山村旧邸に戻り、累代邑事を掌り長坂彰に至った。 彰は、明治九（一八七六）年四月穴山小学校教頭を申付けられ、郡教育会議長・教務委員・生徒試験委員に挙げられた。明治十四（一八八一）年四月中巨摩郡書記に任じ総課長を命ぜられた。かたわら有志と勧業試験所を経営し、二十三年郡制実施に当たり、これを郡有財産に移管し、後山梨県属に転じ、内務部貨二課第三課の両課長および警察部衛生課長を兼 ねた。 明治二十九（一八九六）年二月東八代郡長に任ぜられ、さらに東八代郡教育会長に挙げられ、郡立蚕業学校を創設した。同三二年東山郡長・東山梨部数育会長に転じ、正七位高等官六等に叙せられた。中央線鉄道用地を買収し鉄道を敷設した。北巨摩郡長に転じ、同三十二年大水害を被った谷戸・三吹・韮崎等の前後の処置を収め、明治三十三（一九〇〇）年五月官界を辞した。 六月、新潟県に赴き小規模の数箇の石油会社を統合し、新たに帝国石油会社を創設。創立総会の議長となり取締役に根津嘉一郎・雨宮敬次郎・長坂彰等七氏を挙げ、経営は多年見るべき成績があったが、冷湿の地のため持病のリユウマチが再発し、居も自由にならず中途で職を辞し郷里に帰った。そして家を医師長坂光平に継がせて、悠々自適文墨を友とし、かたわら各種団体の顧問として後進の指導に力を尽した。 昭和四（一九二九）年七月十三日七四歳をもって没し、泉竜寺に葬られた。 法号は大徳院殿顕彰明翁居士。
◆注意事項◆ ●落札日から2日以内にご連絡、かんたん決済支払い期限内にご入金下さい。 ●同梱は同日終了分のみとさせて頂きます。
●新規IDの方、評価が悪い方、期日を守れない方などは入札や落札を削除する場合がございます。
◆発送詳細◆ ●ゆうパック（追跡・補償あり、対面配達） ●レターパックプラス （追跡あり・補償なし、対面配達） ●クリックポスト （追跡あり・補償なし、郵便受け配達） ●定形外郵便 （追跡・補償なし、郵便受け配達、紛失の恐れあり）