珍しいライカのアクセサリーの内の一つであるシャッターダイヤル径変更リングです。ライカll型の中期ごろからシャッターダイヤル径が小さくなりました。もともとライカは小型カメラであったので、不器用または手の大きなユーザーには操作しずらいところがありました。シャッターダイヤルが小さくなったのでより操作が悪くなったとの声が上がりました。それに答えたのが出品のリングでシャッターダイヤルに被せて径を大きくしました。しかし、このリングはあまり普及しなく多くは作られませんでした。その結果珍品になったのです。結局、シャッターダイヤルの径を元に戻したのは、時代が変わってｌｌｌｆからでした。 なお、このリングにはライカのロゴが入っていません。従って、ライカ純正とは、今となってはわかりません。精密な作りですが確証がありません。また、ライカの文献やカタログにも記載がありません。このような例は他にもあります。

LEICA IIIg - 1956年発売 | Photo of the Life

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